2021年11月16日火曜日

FMラジオを作ってみた


 今後の事業展開とかものづくりとか色々考えているうちに、最近ものすごく電子工作に興味を持った。子供の頃、好きで少しやっていたので、全くの初めてでは無いが、電子部品とか回路の知識に乏しい。

とりあえず、はんだ付けの練習も兼ねて、中華製のFMラジオが160円ぐらいで売られていて、送料も150円ぐらいで、買った人の評価も悪く無かったので、買ってみた。

半月ぐらい掛かったろうか?届いた。予定では今月末とか書いてあったからかなり早かった。そう。つまりは中国から直接送られてくるのである。


出してみた。

これで、約160円は安い。だが、回路図とか図面は無い。まぁ基板に大半は書いてあるというのもあるが、念の為購入画面にある完成基板の写真を参考にした。

ハンダゴテ、半田、フラックス用意!!素人とはいえ、一通りの道具は持っていたり。まぁ実は今までも何度かやろうとはしていて、一部の道具は買い揃えてはあった。ここ数年は、Nゲージの電装関連の修理とか、ヘッドライトを電球からLEDに換装するぐらいにしか使っていないが。

どこかのサイトに、「低い部品からつけろ」と書いてあった気がする。ごもっともである。先に背の高い部品を先に付けたら、低い部品はかなり取り付けにくいだろう。
一番低いのは、やたらピンのピッチが狭いICだよな。多分初心者にとって、最難関の作業が最初に来てしまったわけだ。

昔仕事で、ファームウェアの仕事をしていたときに、ICに試験用のコードをハンダ付けする必要があり、そのへんに詳しい人が、老眼で、代わりにハンダ付けした事があった。だが、それはピンに配線をハンダ付けしただけだ。しかもいまや、私がかなり強烈な老眼。これは緊張する。

ここはググろう。あったあった。
ザックリ言えば、基板に、フラックス塗って、ハンダメッキして、ICのっけて、メッキ溶かして....てな感じらしい。

気合いと根性と度胸で付けた。多分これがうまく行っているかどうかが成否に関わるのであろう。全然わからないが、このICがこのラジオの心臓部なのだろうから。

次に低い部品。抵抗と、ダイオードを実装。ダイオードの向きは、基板にも書いてあるが、完成写真も参考にした。抵抗は、どの値をどこに付けるかわからないぞ!と思ったら、全部同じ抵抗だった。

コンデンサとコイル?を実装。

SWを5個実装

多分、クリスタル?と思しきものを実装。

電解コンデンサとLEDを取り付け。どちらも極性があるが、基板に書いてあるのでそのとおりに挿す。
そして、3.5Φジャック、用途不明なピンヘッダ、電源を取り付けた。完成。

電池を入れたら、LEDが点灯した。そしてヘッドホンを付けて見た。ノイズしか聞こえない。完成見本には、ピンヘッダにジャンパーが付いていた。付けてみたら、聞こえた。良かった良かった。

4本のピンの真ん中2本にジャンパを付けたら、ニッポン放送が流れていた。

試しに、(写真の方向で)右の2本に付けたら、東京FMが聞こえた。最近、ラジオなんて聴いていないのでわからないが、真ん中はAM?それともワイドFMなるものなのだろうか?

今受信している周波数がいくつかわからないが、チューニングは、SEEK-,SEEK+というボタンでおこなう。

まだ謎は残る。

一番左のボタンの用途が不明。PSWと書いてある。PowerSWitchかと思われるが、押しても何も変わらない。

下の真ん中にAと書いた穴がある。ここに長い電線を接触させたら感度が良くなったので、多分アンテナだろう。

その右となりに5つの穴がある。+とか-とか書いてあるので、多分ピンヘッダをつけて、そこから電源を供給するとかなのかな?

まぁ追々調べてみよう。


参考にしたページ

フラットパッケージICの実装
http://www.picfun.com/flat01.html



2021年7月8日木曜日

続・ネックゲーターを作ってみた



 
というわけで、ネックゲータのリベンジ!!
ゆえに、過去には戻らず最新記事ですわ。

前回のはデザインがどうかとか、耳の穴が小さいとかあったので、再度挑戦。

今回使うのは、某大手100均で売っている冷感素材。エンボス調の質感が個人的には好きだ。マスクなどにも愛用している。大きさ的にコレを2つにぶった切ると丁度良さそう。
てなわけで半分に折ってみる。....って、クリップ付け過ぎ!!


というわけで、半分に折った折り目の位置に印を付ける。(本当にクリップ意味ねー)


印と印に定規を当てて、


ロータリーカッターでぶった切る!

今回はTシャツからのリメイクでは無いので、裾の部分は存在しない。
ここはなんとかしなくてはならない。アイロンを使って、10mmに折った。

そして、縦方向は直線縫いで良いのだが、ここは横方向なので伸縮を考えてジグザグ縫いする必要がある。私のミシンにはジグザグ縫いの種類がたくさんある。どれを使ってよいかわからなかったが、まぁマニュアルを見て、コレが良さそうだ。

縫った。失敗した。一部やり直し!!今回もコレが大活躍。できれば使いたく無い道具だ。

反対側は、一発で縫えたが、真ん中辺が曲がってしまった。
某国有放送のテレビ局の教育系のチャンネルで、「ソーイングビー」という、手芸の腕に覚えがある人達が、縫製対決をするイギリスの番組を流している。録画して見ているが、出場者がストレッチ素材の課題のときに、悲鳴を上げているのがわかる。本当に縫いにくい。まぁあの番組に出ている、「できる人達」を引き合いに出すのは、素人の私としてはおこがましい。
まぁガタガタだが、伸縮に耐えるので良しとした。

二枚を中表で合わせて、

サイドを直線縫い。

今回は、前回の話で、自分で描いた図面通り、上が20mm、耳穴を60mmとした。本当は、上を10mmにしようと思ったが、縫いにくいので、やめておいた。

これがその図面。縦の寸法を300mmとしているが、今回はとくに裁断しないで、そのまま使った。某100均のこの布は400×500mmなので、縦の長さは400mm-折返し分10mmで、390mmとなる。ちょっと長すぎ?

サイドを縫えば完成なのだが、ブランドロゴを入れておこう。簡易な刺繍モード発動!!

できた。が、いまいち。まぁ伸縮素材ではそれなりに対応しないときついわな。

完成!装着してみた。とりあえず意味は無いが、ウィンク!!


そして、めいいっぱい笑ってみた!(どうでも良い)

かなり薄い生地なので、これでウィルスは防げないだろう。まぁネックゲータはそういうものだと思う。布マスクやウレタンマスク同様、飛沫防止であり、大事なのは、人にうつさない事だと思う。

実際に使ってみて、良さそうなら、洗濯を考えて、もう一個作るかね。


リンク集
ソーイングビー3(NHK Eテレ)

WIKIペディアのソーイングビーの説明↓

追記
翌日、耳穴の補強縫いを忘れている事に気が付き、とりあえず縫った。
かなり汚い。もう一回リベンジした方が良いかも。


2021年7月3日土曜日

ネックゲーターを作ってみた


 前にも書いてくどいようだが、実はココに投稿したいネタは大量にある。

大体2年半分溜まっている。

少し前のレザーポーチキットを作成したあと、変なスイッチが入ってしまい、手芸にはまる。その年(2019年)は主に、手縫いとアクセサリ作りばかりやっていた。
翌年はミシンが導入され、コロナ禍の巣篭もりも相まって、主に縫い物をしていた。

これがレーザーポーチ...いや違う、オリジナルキーボルダの記事まで書いていた...それから2年余りのザックリとした経緯である。

そんな事情なので、2年前に作ったものから書いていこうと思ってはいるのだが、気まぐれに最新の情報を載せてみたくなった。(前回の記事も最新だったが)何しろとっとと書かないと、細かい話は忘れてしまう。

まぁそんな有様なので、最新の情報か、2年前以降の情報に戻るかなど混ぜて行こうと思う。というわけで、突然縫い物が出てくる。

前置きが長くなった。本題に入ろう。

最近、急にネックゲーターを試してみたくなった。そんな高価なものでは無いので、買えば良いのだが、縫い物が好きなら、作れば良い。ただ、私はまだまだ素人。作り方なんて知らない。

「ネックゲーター 手作り」でググって、先頭に出てきたサイトを参考にした。

参考サイト↓
ネックゲイターの作り方!Tシャツリメイクで簡単-あんふぁん
https://enfant.living.jp/mama/mamnews/mai/796199/

私は経緯を(面白おかしく)書いているだけなので、作り方はこのサイトを参考にした方が絶対に良いだろう。

このサイトによると、Tシャツをリメイク(再利用)して作成するらしい。都合の良いことに、首周りがヨレヨレになって、捨てようと思ったが、何かの材料になるかもと取っておいたTシャツがある。


あまり関係無いが。ポストに入っていた学習塾のチラシに同封されていた蛍光ペン。フリクションらしい。鮮やかだが、こすったら完全に消える。チャコペン代わりに使えないか?と思った。余談だった。

そもそも、この柄って、ネックゲーターとしてどうよ?って事で合わせてみた。
あまり合わない気がするが、まぁ習作ということで、すすめる。

糸をほどいたり、サイドを切り刻むのは面倒なので、カッターマットをTシャツの中に入れて裁断する。

ずれないように、そこら辺にあるものを乗せまくって....

....冗談はともかく(文鎮以外いらない)

過去に愛用した服を切り刻むのは少し抵抗があったが、とにかく裁断した。最近はこのロータリーカッターが大いに活躍している。
サイズは、参考サイトに書いてある最大サイズにしておいた。自分で使うので大き目が良いと思ったからだ。これは経験にも基づいている。手芸のサイトの筆者は大半が女性だ。男性向けサイズの記述がある事も多いが、足りないこともある。それはここ一年作りまくったマスクの件で書こうと思う。いや、まて、まて、まて、まて、まて、私の顔がでかい?

端がよれて合わせにくいので、とりあえずアイロンを掛けた。

中表に合わせる。キレイに合わない。まぁそんなもんだろう。とりあえず縫う。一枚は10mm程度横幅が大きい。

耳を出す穴を飛ばして縫った。次の工程では縫い代が10mm大きい方で包んで倒して再度縫うらしいのだが、それをやったら、耳穴を塞いでしまう。おかしい。
って、よく読んだら、それは耳を出さない仕様の方で、耳出し仕様の場合は、縫い代5mmで統一らしい。うぎゃぁー。だから説明は先に全部読まないとダメだって、いつも言ってるでしょっ!!

まぁでも、このミスはリカバリが簡単だ。余計な縫い代を切ればよい。
ただ、私の腕では5mmにハサミでキレイに切るのは難しいかと思ったのと、穴の補強縫いが難しくなるとも思い、10mm程度にしておいた。

縫い代を割って、穴の周りを補強縫いする。これで完成。

着けてみる。なんか、月光仮面のおじさんだ。おじさんと言っても当時と感覚が違う。月光仮面の時代のオジサンは30代とかだったのであろう。ちびまる子ちゃんのお父さんのヒロシも、バカボンのパパも年下。波平さんにそろそろ追いつくのが現状。

目が笑っているようだが、違う。頬のあたりが持ち上げられているだけだ。
そして耳がきつい。私は耳の位置が高いのか。本当に上がきつい。上から耳穴までは30mmだが、もっと少なくて良いかもしれない。耳穴を広げるなら上方向だ。
それと、使用したTシャツの生地もいけないかも知れない。スポーツ用の伸びまくる生地なら良いが、いくら伸びるとはいえ、コットンはきついかも知れない。う~ん奥が深い。

これを作るのに都合の良い生地があるので、「オレ用改良版」を作ろうと思ったが、疲れたので、今宵はやめておく。きっと忘れるので設計図だけ書いておこう。


2021年4月24日土曜日

アトリエ minamo

 久々の投稿になります。

前にも書いた気がしますが、ここに載せるネタは100件は言い過ぎにしても、とにかく沢山あります。やることが多すぎて、全然手が回っていないのです。製作記系は2年前からネタが溜まっています。そんな中、今回は最新記事です。

町田市にジオラマに特化した鉄道模型屋さんがあります。鉄道模型屋ってことは商売敵?
とんでもないです。ここは私のジオラマの師匠のお店です。(勝手にそう言っているだけです。弟子にした覚えは無いと言われそうですが)
そんなわけで、東京都のトップが「東京に来るな!」と言われている中、そのお店を訪問してきたので、簡単にレポートとしてまとめます。

というわけで、町田に着きました。小田急の町田駅です。


お店に向かいます。よく考えたら、町田も、かつて私の活動域でした。このラーメン屋に行った事もあるし、その上のバーも仕事の飲み会の二次会で来たことがある気がするし、この屋上は町田を舞台にしたドラマに出てきた気がします。って、なんだか私の他のブログ「ブラ・カズモン」みたいになってきましたが

(GPSのおかげで)無事たどり着きました。お店は2階らしいです。

積もる話もあり、(消毒・マスク着用で)色々話したあと、少し店内を撮影させていただきました。

こ、これは....大井川鉄道?!湖上駅!!!TVでしか見たこと無いけど、本物みたいだ。



C11もやってくる乗り換え駅ですね。C11では無くて、なぜかトーマスがいます。
このレイアウトのすごいところは、「だまし絵」のようになっているところです。路線はほぼフラットなのですが、すごい高低差があるように見えるのです。

レイアウト・ジオラマ特化だけに、レイアウトが沢山あります。「通勤鉄」の私としてはこの方が好きだったりします。

町田だけにこの車両ですね。ウチなら南武線ですね。

ホーム端に一番人が沢山いると思ったら、どうやら撮り鉄らしいです(笑)一体何を狙っているのでしょうね。

そして、このジオラマ。9mmのナローですが、炭鉱をイメージしているらしいです。こりゃテレビとかが取材に来るわけです。


そして、ディズニーランド好きのわたしとしては、この画は並ばされているイメージがあります。

先程のレイアウトに戻りますと、結婚式やっています。

こちらがメインのレイアウトです。新幹線フル16両編成が収まる高架駅です。(ここはもはや伝統のレベルです。→分かる人にしかわからない話です)

ビルの屋上にジオラマ。屋上庭園?というか、Nゲージの機関車としては最小と思われる津川の凸形機関車が、ぴったり収まる極小ジオラマがすごい!

なんだコレ?Nゲージにしては、小さいし、Bトレにしてはデカイ。
答えはプラレールアドバンスらしいです。そんなものがあるという事は知っていましたが、生産終了になったとの事です。

そうこうしているうちにお客様がご来店しました。属性は「貨物鉄」です。「通勤鉄」よりは人口が多いとは思いますが、かなり気合の入った貨物マニアな方でした。

良いですね「スーパーレールカーゴ」東海道線沿線の会社で働いていた頃、通勤時によく見かけました。
minamoさんのお客様とも(消毒してマスクして)色々話をしました。なんだか、コアなマニアの方とお話をしていると、かつてお店をやっていた頃の事を思い出してしまいました。

まだまだ、ネタは満載な感じのお店ですが、今回はこのへんで。
そもそも取材に行ったつもりは無く挨拶に行っただけですが、なんだか取材のようになっていしまいました。

ましてや、仕事のつもりでは無かったのですが、少し商魂が騒いでしまい、このお店のオリジナルグッツをウチでも販売出来ないかと相談したら、ジオラマキットを渡されました。


裏から見た図。

いや、販売用に、完成見本が欲しいと言ったら、「自分で作りなさい」と言われました。「承知いたしました!師匠!!」で良いのですが、私の腕なんて、初心者とプロの中間地点ぐらいの半端なレベルなので、不安じゃぁ!!

以上、「お店訪問レポート」でした。
お店の方々、大変お邪魔致しました。(もう営業妨害レベル?)

私今回何も作っていない。まぁこういうのも良いでしょう。

アトリエminamoサイト↓
http://www.atorie-minamo.com/

おまけ
JR貨物M250系電車-Wiki

フェルトでワニを作ってみた

 久々の投稿。投稿するネタは大量にあるのだが、全然投稿とか記事を書くのが間に合っていない。作るのが楽しくてしょうがない。まぁでも、過去も含めて、ネタは少しずつでも投稿していきたいとは思う。 さて、今回はフェルトを手縫いで、ワニのぬいぐるみを作ったというお話。昨年2022年12月に...