2019年1月12日土曜日

ミニミニジオラマ「桜の咲く道」を作る【後編】

さて、後編です。続けて投稿します。
前編ではミニミニケースに土台と線路を敷設するところまででした。

まだ読んで無い方はコチラ→前回の内容

さてさて、続けて参りましょう。
黄土色のジェッソが無事でした。ネスカフェの瓶の気密性が高いのか、水を沢山入れていたのが良かったのか。

歩道の部分に塗る。

さぁこの後は、色々取り付けていこう!ミニミニジオラマは小さい空間に詰め込むのが醍醐味だ(と思う)
この位置に、2.5mmのドリルで

穴を開ける

ここに架線柱(KATO製単線用)を挿すのだが、下が四角くて、挿さらないので、カッターで角を取る。ゴムボンドを付けて、少し置いて、先程の穴に挿す。
この架線柱。この記事ではわかりにくいが碍子の部分を白く塗ってある。

先日の話でも触れたが、ストラクチャ類は大量にある。

その前に木。KATOが販売している、ウッドランドシーニックス社製の「ホビタック」だ
ちなみにこの樹木の方は、上の写真にも写っているあ、すでにこのように整形された状態で発掘された。

ホビタックをべったり塗る。そして放置。ちなみに、2,3日放置しても問題ない。

ガードレール。すでに塗装済み。

このジオラマに合わせて切る。
....ギャー!間違えた!!使いたいのは向かって右側だ!

仕方ないので、別なのでやり直し。これを配置。

これはラインテープ。白。これは何?という方のために説明。普通は黒でホワイトボードとかに線を貼り付けるためのもの。
これを道路の隅に貼る。よくある路側帯を表現する。これも経年により、粘着力がなくなっている。

そこで、またマットメディウム登場。これの原液を筆で塗って道路の脇に貼り付けた。
その際の写真が無いが、このあとの写真に出てくる。

先日大量発見されたキュービクルも無理やり使おう。バラストが邪魔でスペースが無かったので、バラストを削った。千枚通しを使った。

さらに柵を用意。これはなんと、この長さのままいけそう。

道路のアクセントとして標識を置く。
標識は沢山出てきたが、ステッカが見当たらない。探すこと5分。発見。かなり劣化している。


配置した。写真は省略したが、ラインテープとガードレールと柵はすでに設置済み。

一通りストラクチャ(柵とか、キュービクルのこと)を配置したので、ウェザリング(汚し)をする。
少しボケてしまったが、ラッカー系塗料「ダークアース」

企業秘密...じゃなくて、塗装ブースの散らかりようが半端無いので、エアブラシでの塗装写真は省略。線路と、周囲の壁とか架線柱を汚す。わかりにくいが、黒も薄く吹いた。

道路も軽く汚した。

未舗装の歩道だが、黄土色ジェッソの色が少しきつく感じたので、タミヤカラーの「パフ」で塗り直し。

塗料が乾く前に、ターフ(緑色ミックス)を適当に撒いて、雑草っぽく
ターフとはスポンジを粉末状にしたもの

ホビタックを塗った木だが、このようにある程度透明になったらOK。ベタベタの状態である。ここに、フォーリッジクラスタなどの「スポンジ」を貼り付けるのだが、何を貼るかで、このジオラマの季節が決まる。

こんなモノが発見された。これは私の手作り。
製法は社外秘....って別に秘密では無いのだが、既に話が長くなっているので省略。

ホビタックを塗った木に貼り付ける。

線路の上面の汚れ塗装を落とす。細かい目の紙やすりなどで軽く擦ればよい。私はアイコムというメーカ製の「サンドベラ」を使う。これは模型道具を売っている店で手に入るが、紙やすりを手で持ってやっても、割り箸に貼り付けてでも良い。

優しく擦れば落ちる。

そしてまたコレが登場。前回作成した、新・秘伝のタレ(希薄したマットメディウム)
ちゃんとラベルを付けておいて良かった(この短期間ならわかるだろ!)

まず、隙間に土色のターフを撒く。

線路の向こう側は撒けた。

ここに希薄したマットメディウムを垂らす。バラストのときと同じ。

が、どうも表面張力で、ダマが出てるな。やっぱ洗剤入れるか?(迷っているだけで入れようとしてない)

まぁダマは、調色スティック等で整えればよいし、草として、緑のコースターフ(ターフよりは粒子が大きいスポンジ)を撒くのだが、ターフが薄いところにあえて配置すれば良い。

バラストにも垂らして....というか、筆で塗って。

そこにも緑のターフやコースターフを撒く。バラストに生えた雑草のイメージ。

さらに、石垣にも希薄マットメディウムを塗って、そこに緑色のターフを撒く。苔とか雑草とかを表現。

そしてこれも発掘された、ピンクの粉....いや砂。
これを木の周りに撒く。散った花を表現。

人形3名と車を配置してみた。車も沢山あるはずなのだが、車を入れていたケースが発見されていない。とりあえず、そこらにあったのを配置。(日産マーチ?86トレノとかも遭ったが、雰囲気に合わない気がした)
仕上げに、側面を茶色のジェッソで塗った。昔は側面は青(コバルトブルー?)のジェッソで塗るという規則にしていたのだが、青のジェッソが、回復不能はほど固まっていて、使えなかった。

出来上がり....かな?

この人は電車を眺めているように見えるかもしれないが、実は携帯を見ている。

最初に計測をおこなったEF65を置いてみる。

電車の方が良いか?

保土ヶ谷あたり?(実際単線では無く上下線が少し離れている。)

上から撮ってみる。

ちなみに、この桜。オリジナルスポンジが経年劣化で、薄ピンクというよりは、薄オレンジになっていたので、白のジェッソと、ピンクの塗料で、塗った。

余談だが、これも、せっかくなので、ステッカーがあるだけ貼ってしまおう。
ステッカに比べて、標識が多いので、まだどこかにこのステッカがあるはず。

ケースをかぶせる。

前から。

横から。

横から

後ろから。この形状なので、裏も表も横も無い気がする

以上です。次回、おまけ画像。

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